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うまく動かない時は.md

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LTEPi for Dが動作しない時は?(LEDが点滅しない場合)

LTEPi for Dは、携帯電話のネットワークに接続できている時は、明示的にLED点滅をOFFにしていない限り、LEDの点滅を行います。このため、何らかの理由で携帯電話のネットワークに接続できていない時は、LEDが点滅しません。そのような場合は、以下の内容を確認の上対処を行なって、ラズパイの再起動、または、ltepi2-serviceの再起動を行なってください。

  1. ltepi2-serviceのインストールは完了していますか? もしかすると、ltepi2-serviceをインストールしていない別のSDカードを使用しているかもしれません。ltepi2-serviceがインストールされていない場合、モデムは自動的に起動することはありません。systemctl status ltepi2を実施し、(/lib/systemd/system/ltepi2.service; enabled)と表示されていることを確認しましょう。
  2. LTEPi for Dとラズパイは、付属のUSBケーブルで正しく接続されていますか?USBのケーブルが中途半端にささっている状態になっていたりすると正しく動作しないので、LTEPi for DやラズパイのUSB接続がしっかりささっているかどうか確認しましょう。
  3. NTT DOCOMOの電波の圏内ですか? こちらのサイトからFOMA/LTEのサービスエリアを確認し、サービスエリア圏内であることを確認しましょう。また、ネットワーク状態の表示コマンドを利用すれば、電波が圏外かどうかがわかりますから試してみると良いでしょう。あるいはまた、FOMA/LTE対応の携帯電話をお持ちであれば、FOMA/LTEの電波が圏内であることを確認してみましょう。
  4. LTEPi for Dにアンテナは正しく接続されていますか? モデムは、電源が十分供給されていてもアンテナが接続されていないと起動することができません。モデムに接続するアンテナケーブルとアンテナ本体が、外れることなく取り付けられていることを確認しましょう。
  5. ラズパイに供給する機器側からは十分な電力が供給できていますか? LTEPi for Dが動作するためには、ラズパイに加えてより多くの電力が必要になります。もしかするとUSBバスパワーを供給する機器側のUSBポートは、電力が十分ではないかもしれません。もしうまく動作しない場合は、別のUSBポートにつなぎ変えたり、別のUSB電源用意したりしてお試しください。
  6. ラズパイに電源供給するために使用しているUSBケーブルは正しく動作していますか? USBケーブルの商品の種類や使用状態によっては、LTEPi for Dが動作するために必要な電力をラズパイに伝えられていない可能性もあります。他のUSBケーブルをご利用になるか、AC電源供給対応方法をご覧になり、安定的な電源供給を行える改造を行うことも検討してください。
  7. SIMカードが入っているのに、動作しなかったり、sudo candy sim showを実行してみても、SIMが認識されておらず、SIM_STATE_ABSENTと出てしまったりしていますか? そのような場合は、LTEPi for D本体やSIMカードに、ホコリやゴミなどが紛れてしまっているかもしれません。ブロワー(またはブロアー)エアダスターなどでホコリやゴミを取り除いてから、確認してみましょう。

© 2017 CANDY LINE INC. CC-BY-NC-SA 4.0