ユーザの会話相手にアバターを重ねて表示し、アバターが会話相手の使用するモダリティ(音声または手話)を、ユーザが使用するモダリティ(手話または音声)に変換して表出するシステム
- MetaQuest3
- MacBook(M2)
- Windows10
- Windows11
- 💠 Unityをインストールする
- 📁 プロジェクトを追加する
- 🔥 Firebaseプロジェクトを作成する
- 🔥 Firebase Realtime Databaseを作成する
- 🤖 AndroidアプリをFirebaseに登録する
- 🔧 Firebase構成ファイルを追加する
- 🧰 Firebase Unity SDKを追加する
- 📦 依存パッケージをインポートする
- 🏃 アバターのモーションを追加する
- 📓 シナリオデータを追加する
- 🌩️ Unity Cloudと連携する
- 🛠️ ビルド&実行する
以下が本システムのセットアップ手順です。
- Download the Unity Hub - Unity からUnity Hubをダウンロードします。
- Unity download archive - Unity で 2022.3.29f1 バージョンのUnityをインストールします。
- Meta Quest用にビルドするために以下のモジュールを追加します。
- Android Build Support ( Android SDK & NDK Tools, OpenJDK )
- このリポジトリをクローンします。
git clone https://github.com/social-robotics-lab/ar-communicator-for-deaf-and-hearing.git
- Unity HubのProjectsで、[Add] をクリックします。
- ARCommunicatorフォルダを選択して、作成されたプロジェクトを開きます。
Note
詳しくは Unity プロジェクトに Firebase を追加する - Firebaseドキュメント をご覧ください。
- Firebaseコンソール で [プロジェクトを追加] をクリックします。
- 任意のプロジェクト名を入力して、[続行] をクリックします。
- Googleアナリティクスを有効にして、Firebaseプロジェクトを作成します。
- 処理が完了すると、Firebaseコンソール にFirebaseプロジェクトの概要ページが表示されます。
Note
データベースは、システムを操作することで変更されるため、セットアップ時は仮の値で保存してください。
Firebase Realtime Databaseについては Firebase Realtime Database - Firebaseドキュメント などをご覧ください。
-
プロジェクトの概要ページの [構築] から [Realtime Database] を選択します。
-
セキュリティルールで [テストモード] を選択します。
※セキュリティルールについての詳細は、Firebase Realtime Databaseセキュリティルールを理解する - Firebaseドキュメント を参照してください。
-
任意のデータベースのロケーションを選択して、[完了] をクリックします。
-
下記のようにデータベースを設定します。
- プロジェクトの概要ページの中央で、[Unityアイコン] をクリックして設定ワークフローを起動します。
- [Androidアプリとして登録] にチェックを入れます。
- Androidパッケージ名に
com.DefaultCompany.ARCommunicator
と入力します。 - アプリのニックネームに任意のアプリ名を入力して、[アプリを登録] をクリックします。
- Firebaseコンソール で
google-services.json
をダウンロードします。 - Unityプロジェクトで、
Assets
フォルダの中にStreamingAssets
フォルダを作成します。 StreamingAssets
フォルダの中にgoogle-services.json
を移動します。
-
Firebaseコンソール で
Firebase Unity SDK
をダウンロードし、SDKを解凍します。 -
Unityプロジェクトで、[Assets] > [Import Package] > [Custom Package] を選択します。
-
解凍したSDKから、以下のFirebaseプロダクトを選択します。
- FirebaseAnalytics.unitypackage
- FirebaseDatabase.unitypackage
-
Import Unity Packageウィンドウで [Import] をクリックします。
-
以下のファイルをダウンロードし、[Assets] > [Import Package] > [Custom Package] からUnityプロジェクトにインポートします。
- UniVRM (v.110.0) VRM 0.x UnityPackage
- UniTask (v.2.5.5) UnityPackage
-
[Window] > [TextMeshPro] > [Import TMP Essential Resources] を選択して、[import] をクリックします。
Note
Basic Sitting animation package はアイドルモーションで使用しています。
[ARCommunicatorMotions.1.0.0.unitypackage] を研究室のNASからダウンロードしてください。
モーションはインポート後に自動で設定されます。
設定が反映されない場合は、Project/Animations/MaleAnimationController.controller
と Project/Animations/FemaleAnimationController.controller
のインスペクター上で各モーションに、モーションファイルを手動でアタッチしてください。
- Unity Asset Store から Basic Sitting animation package をプロジェクトにインポートします。
- [Assets] > [Import Package] > [Custom Package] から、 [ARCommunicatorMotions.1.0.0.unitypackage] をUnityプロジェクトにインポートします。
Note
[ScenarioUnity.csv]は研究室のNASからダウンロードしてください。
Resources/
フォルダに [ScenarioUnity.csv] を追加します。
-
Unity Hubでプロジェクトの右にあるメニューバーから、[Connect to Unity Cloud] を選択します。
-
プロジェクトが [CONNECTED] に変更されたら、[CONNECTED] から [View Unity Cloud Project] を開きます。
-
Unity Cloudでプロジェクト名・組織名・プロジェクトIDを確認します。
-
Unityプロジェクトで、[Edit] > [Project Settings] > [Services] を選択して、Unity Cloudのプロジェクト名・組織名・プロジェクトIDと一致していることを確認します。
Note
UnityプロジェクトをUnity Cloudと連携するには、Unity Cloudにあるこのプロジェクトのプロジェクトメンバーに参加しているアカウントで、Unityプロジェクトを開く必要があります。
プロジェクト名・組織名・プロジェクトIDが表示されない場合は、Unityプロジェクトを再起動するか、下記の画面で [Organization] と [Cloud project] を設定し、[Link Unity project to cloud project] を選択します。
Important
Meta Quest3でプロジェクトを実行するには、Meta Quest3を開発者モードに変更してください。
詳しくは、開発とテスト用にデバイスを有効にする - Oculus Developer をご覧ください。
Note
過去に同じヘッドセットでこのプロジェクトを実行したことがある場合、ヘッドセットにこのプロジェクトのアプリ(ARCommunicator)が残っていると、ビルドに失敗する場合があります。
アプリの削除は、ヘッドセットで [アプリ] > [提供元不明] を選択し、 ARCommunicator の右にあるメニューバーから [アンインストール] を選択してください。
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[Edit] > [Project Settings] > [Meta XR] > [Android] を選択します。
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チェックリストに Outstanding Issues と Recommended Items がある場合、[Fix All] と [Apply All] を選択します。
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[Edit] > [Project Settings] > [Player] > [Android] > [Other Settings] を選択します。
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Identification の Minimum API Level を [Android 12.0 (12L,API level 32)] 、Target API Level を [API level 34] に設定します。
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[File] > [Build Settings] > [Android] を選択し、 [Switch Platform] をクリックします。
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Unityプロジェクトで、Scenes In BuildとAndroidビルド設定を以下のように変更します。
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USB-Cケーブルを使用してMetaQuest3をコンピューターに接続します。
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Meta Quest3で、[Allow USB Debugging (USBデバッグを許可)]をクリックします。
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Androidビルド設定の [Run Device] を [MetaQuest3] に変更します。
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[Build And Run] をクリックします。