基本的に8MBや16MBが主流です。
FZeroとスーパーマリオアドバンスは4MBです。
GBAは起動時にカートリッジのWaitStateをN=4, S=2
に設定しプリフェッチは無効にします。これらの設定はWAITCNTを介して変更可能です。
例えば、FZeroとスーパーマリオアドバンスはWaitStateをN=3, S=1
にしプリフェッチを有効にしています。
プリフェッチ機能を有効にしてWaitStateを短く設定すると、ROMから多くのデータとオペコードを高速に読み取ることができますが、消費電力が増加することに注意してください。
24bitのアドレスがカートリッジのバスを通過するため、カートリッジには、ファーストアクセス時に下位16bitのアドレスをラッチし、セカンドアクセス時にこれらのビットをインクリメントする回路が必要となります。
任天堂はこの回路をROMチップに直接組み込んでいるようです。
また、カートリッジは16bit幅のデータバス、または2つの8bitのデータをwaitstateの間に1つの16bitデータに変換する回路のどちらかを持っていなければなりません。