このリポジトリはリモートサーバでプログラム等を実行したい人に向けて、できるだけ簡単にWindowsのセットアップを可能にするために作られたスクリプト群です
このスクリプトを実行することで以下のことができるようになります
- OpenSSHをインストールすることで、ssh鍵を使ったリモートサーバへのログインが可能になる
- Visual Studio Codeを使って便利な拡張機能を使ったテキスト処理、インプットの作成などが可能になる
- $home/.ssh/configを編集することで、sshやrsync,scpなどのコマンドの手順を簡略化できるようになる
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各コマンドは選択してctrl+c(コントロールキーを押しながらcキーを押す)でコピー、ctrl+vで貼り付けすることができます
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インターネットとの通信がかなりあるので高速で安定なネットワーク(できれば有線)環境下で実行してください
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ノートパソコンの場合充電の残量にも注意してください(基本的には充電しながらのセットアップを推奨します)
- まずはあなたがログイン中のWindowsユーザがWindowsの管理者であることを確認します(管理者でないと以降の作業がうまくいきません)
- windowsの設定 → アカウント → ユーザの情報 で表示されるユーザのアイコンの下に管理者(又はAdministrator)という文字列があることを確認できればOKです
- windowsの設定がどこにあるかわからない場合はこちらを参照してください
- 管理者でない場合、このスクリプト群は使えないので管理者になる方法を参照してください
- このリポジトリにアクセスしてCodeからZipファイルをダウンロードします
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以下の画像のようにしてダウンロードしたファイルがあるフォルダをエクスプローラーで開きます(ダウンロードしたフォルダが開けるなら他の方法を開いても構いません)
※以下のような画面が出てこない場合はctrl+jを押せば以下のような画面になります
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Google Chrome(ctrl+jで開いた場合)
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ダウンロードしたzipファイルの上で右クリックし、すべて展開(T)...を選択し、開かれたウィンドウの展開を選択してファイルを展開します
- ファイルを展開すると展開したフォルダがエクスプローラーで開かれるので、以下のような画面(windowssetup.ps1があるフォルダ)まで左クリックで移動します
- 以下の画像の囲まれている部分を左クリックするとフォルダの場所が表示されるので、その文字列をコピーしてください
(※今後の手順でコピーした文字列と書いてある部分がありますが、その部分はこの手順でコピーした文字列に読み替えて手順を実行してください)
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以下のコマンドを実行
cd コピーした文字列 powershell -ExecutionPolicy ByPass -File "windowssetup.ps1"
<注記>
ソフトウェアのインストールにはwingetを使っていますが
wingetコマンド実行中は文字コードがConsolasに変更されて文字化けします
動作には問題ないため文字化けに関しては無視してください(スクリプトの実行が終了すると文字化けが解消されます)
計算機へのログインのためのユーザを作成済みの場合、以下の設定を行ってください
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まずPowershellを開いて、$home/.sshフォルダの作成、configファイルの作成、configファイルをメモ帳で開く操作を以下のコマンドで行います
mkdir -p $home/.ssh New-Item $home/.ssh/config notepad $home/.ssh/config
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configファイルを以下のテンプレートを参考にして編集してください。以下の記事も参考にできると思います
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踏み台サーバ経由でログインしたい場合はこちらを参考にしてください
<$home/.ssh/configのテンプレート>
ServerAliveInterval 60 ServerAliveCountMax 10 Host ims HostName ccfep.center.ims.ac.jp User USER_NAME IdentityFile IdentityFilePath ForwardX11 yes ForwardX11Trusted yes
ここまでの設定を行うとUbuntuで
ssh ims
などと打ち込むだけでsshサーバにログイン可能になります
scpコマンドなどもimsなどのHost名で指定できるのでコマンドの簡略化につながります
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以下のリンクにアクセスしてCisco anyconnectをダウンロード
https://www2.media.hiroshima-u.ac.jp/sso/vpngw/anyconnect-win-4.10.05085-core-vpn-predeploy-k9.msi -
ダウンロードしたファイルをダブルクリック、ダウンロード
詳しい使い方は https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/services/hinet/vpngw/#setting を参照してください
以下のことを自動実行しています
- 必要なソフトウェアVScode, 7zip, WinSCP, Git for windows, Windows Terminal, Teraterm, VcXsrvのインストール
- config.xlaunch (Xサーバ設定用ファイル)を使ったxサーバの設定を行う
- img (README用画像フォルダ)
- config.xlaunch (Xサーバ設定用ファイル)
- do_not_turn_off.pow (スクリプト実行中にスリープしないように強制させるためのファイル)
- LICENCE (ライセンスファイル)
- windowssetup.ps1 (Windowsに開発に必須/便利なソフトウェアのインストールを行うスクリプト)
- README (このファイル)
このプログラムはMITライセンスのもと提供されています
詳しくはこのリポジトリのライセンスファイルを参照してください