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用語集

全般

  • デバッガ (debugger)
    • デバッグを支援するためのプログラム
    • HSP的にいえばデバッグウィンドウのこと
  • デバッギー (debuggee)
    • スクリプトをデバッグ実行している HSP ランタイムのプロセス (hsp3.exe)

C++関連

  • ビジター (visitor)
    • デザインパターンの一種

HSP関連

  • 静的変数 (static variable)
    • いわゆる普通の「変数」のこと
    • パラメータやローカル変数、システム変数と区別するために、静的変数と呼んでいる
    • モジュールの中にある変数も、外にある変数と仕組み的に変わらないので、静的変数と呼ぶ
    • 配列である変数もそうでない変数も、静的変数と呼ぶ
  • 配列要素 (array element)
    • 配列変数に含まれている値を格納するそれぞれの場所のこと
    • 例えば a(i) は配列aのi番目の要素を指している
  • パラメータスタック (param stack, prmstack)
    • ユーザー定義命令のパラメータが入ったデータのこと
    • また、モジュール変数のメンバ変数が入ったデータもパラメータスタックと同じ構造になっているので、パラメータスタックとして扱う
    • HSPCTX::prmstack が指す先に実行中のユーザー定義命令のパラメータスタックが配置されている
  • コールスタック (call stack)
    • ユーザー定義命令の呼び出しに関するデータが積まれていくスタック
    • 呼び出しごとにコールフレームがプッシュされ、returnするたびにポップされる
  • コールフレーム (call frame)
    • ユーザー定義命令の1回の呼び出しに関するデータ
    • コールスタックに積まれる
    • (スタックフレーム、駆動レコードともいう)
  • "flex" (FlexValue)
    • モジュール型の値を表すデータのこと
  • "struct" 型
    • モジュール型のこと
    • (HSPの実装ではstructと呼ばれている)
  • モジュール変数 (module variable, modvar)
  • ローカル変数 (local variable)
    • ユーザー定義命令のパラメータとして local が指定されている変数です
    • 仕組み的にはパラメータの一種なので、ローカルパラメータ (local parameter)と呼ばれている可能性があります
    • また、パラメータのリストはローカル変数を含むことがあります
  • クローン変数 (clone variable)
    • dup, dupptr命令によって初期化された、特殊な状態の変数のこと

HSP関連 (knowbug固有)

以下はOpenHSPでは利用されておらず、一般的な用語でもない、knowbug側で勝手に使っている用語

  • "nullmod"
    • モジュール型の値の一種で、無効な状態を表す値のこと
    • delmod で破棄された要素の値はnullmodになる

knowbug固有の用語

  • ファイル参照名 (ref name)
    • #include に指定された文字列。1つのソースファイルに対して複数の参照名がありうる

関連: #82 ソースファイル周りの用語の整理