[Coroutine] 実行を細かく制御できるAPIをいくつか追加する

[EbiseLutica]

CoroutineManagerに、コルーチン実行時の制御を細かく指定できるようAPIを拡張したい

名前付きコルーチン

CoroutineManager#Start の第二引数に文字列を指定した場合、コルーチンが名前付きで実行される。
そのままでは特に意味を為さないが、後述する機能のために用いる。

CoroutineManager _coroutine;
_coroutine.Start(Say("Hello"), nameof(Say));

コルーチン実行モード

CoroutineManager#Start の第三引数に CoroutineCreateOption 列挙体を指定することで、同じ名前のコルーチンが既に実行されている場合の挙動を制御できる。

enum CoroutineDuplicateFlag
{
    Ignore, // 既存の挙動。重複を許可する。
    StopExists, // 重複する名前のコルーチンを削除してから実行する。
    Cancel, // 実行をキャンセルする。
    Throw, // 例外をスローする。
    Enqueue, 同名のコルーチンの実行が終わった後に実行する。
}

_coroutine.Start(Say("Hello"), nameof(Say), CoroutineDuplicateFlag.StopExists);

コルーチンの一時停止と再実行

var c = _coroutine.Start(Say("Hello"));

_coroutine.Pause(c); // 一時停止

_coroutine.Resume(c); // 再実行

コルーチンの同時実行

// 渡したコルーチンを起動し、全て完了するまで待機するコルーチンを起動する。
var waitAll = _coroutine.WaitAll([
  DownloadTask("/data1"),
  DownloadTask("/data2"),
]);

// 渡したコルーチンを起動し、どれか1つが完了するまで待機するコルーチンを起動する。
var waitAny = _coroutine.WaitAny([
  DownloadTask("/data1"),
  DownloadTask("/data2"),
]);

コルーチンの順次実行

// 渡した順番にコルーチンを起動する処理をもつ、新たなコルーチンを起動する
var sequence = _coroutine.Sequence([
  Say("Hello"),
  Nod(),
  Say("This is a test of coroutine"),
  Nod(),
]);

[EbiseLutica]

時間ベースのYieldInstructionが、一時停止したときにおかしな挙動をしそう
どうしよう？