diff --git a/sp800-63-3/sec1_2_introduction.ja.md b/sp800-63-3/sec1_2_introduction.ja.md index 50883b33..06e20233 100644 --- a/sp800-63-3/sec1_2_introduction.ja.md +++ b/sp800-63-3/sec1_2_introduction.ja.md @@ -32,7 +32,7 @@ Digital Authentication は, 個人の情報への Unauthorized Access のリス -本ガイドライン群は, Identity Assurance を個別要素ごとに分割することで, Authentication の誤りがもたらすネガティブインパクトの軽減に寄与する. Non-federated なシステムでは, 各機関はそれらのうち *Identity Assurance Level (IAL)* と *Authenticator Assurance Level (AAL)* という2つの要素を用いるであろう. Federated なシステムでは, それに加えて3つ目の要素となる *Federation Assurance Level (FAL)* も用いることとなろう. [Section 5, Digital Identity Risk Management](#sec5) では Risk Assesment プロセスの詳細について述べる. [Section 6, Selecting Assurance Levels](#sec6) は, Risk Assessment の結果と追加のコンテキストをふまえ, 機関によるリスクに応じた適切な IAL, AAL, FAL の選択の一助となる. +本ガイドライン群は, Identity Assurance を個別要素ごとに分割することで, Authentication の誤りがもたらすネガティブインパクトの軽減に寄与する. Non-federated なシステムでは, 各機関はそれらのうち *Identity Assurance Level (IAL)* と *Authenticator Assurance Level (AAL)* という2つの要素を用いるであろう. Federated なシステムでは, それに加えて3つ目の要素となる *Federation Assurance Level (FAL)* も用いることとなろう. [Section 5, Digital Identity Risk Management](#sec5) では Risk Assessment プロセスの詳細について述べる. [Section 6, Selecting Assurance Levels](#sec6) は, Risk Assessment の結果と追加のコンテキストをふまえ, 機関によるリスクに応じた適切な IAL, AAL, FAL の選択の一助となる. @@ -56,7 +56,7 @@ SP 800-63 は以下のような一連の Vol. から構成される. -SP 800-63 *Digital Identity Guidelines*: SP 800-63 では, Risk Assesment の方法論, デジタルシステムにおける Authenticator, Credential, Assertion を利用した一般的な Identity Framework の概観, およびリスクベースプロセスに基づく各 Assurance Level の選択方法について述べる. _SP 800-63 contains both normative and informative material._ +SP 800-63 *Digital Identity Guidelines*: SP 800-63 では, Risk Assessment の方法論, デジタルシステムにおける Authenticator, Credential, Assertion を利用した一般的な Identity Framework の概観, およびリスクベースプロセスに基づく各 Assurance Level の選択方法について述べる. _SP 800-63 contains both normative and informative material._ @@ -155,7 +155,7 @@ NIST SP 800-63-3 は SP 800-63-2 の大幅なアップデートと再構成を -- Identity Proofing および Federation をスコープに含めていることを正しく示すべく, "Digital Identity Guidelines" に改名し, 将来のリビジョンで Device Identity や Machine-to-Machene Authentication を扱えるようスコープを拡大する余地を含めた. +- Identity Proofing および Federation をスコープに含めていることを正しく示すべく, "Digital Identity Guidelines" に改名し, 将来のリビジョンで Device Identity や Machine-to-Machine Authentication を扱えるようスコープを拡大する余地を含めた. - Assertion 技術における *Token* との混同を避けるため *Token* の代わりに *Authenticator* という用語を用いるなど, 用語変更を行った. - Authentication および Assertion の要件を更新し, セキュリティー技術および脅威の進化を反映した. - Verifier が Long-term Secret を保管する際の要件を定めた. diff --git a/sp800-63-3/sec4_model.ja.md b/sp800-63-3/sec4_model.ja.md index 2c5e53ca..929892da 100644 --- a/sp800-63-3/sec4_model.ja.md +++ b/sp800-63-3/sec4_model.ja.md @@ -223,7 +223,7 @@ RP はその発信元, 生成日時, 生成後の有効期限, および CSP と -RP は発信元 (Verifier) を Authenticate し, Assertion の Integrity (完全性) を確認する義務を負う. Verifier が Subscriber を経由して Assertion を提供する場合には, Verifier は Assertion が改ざんされないよう, その Integirity (完全性) を保護しなければならない. 一方 Verifier が直接 RP と通信を行う場合, Protected Session によって Assertion の Integrity (完全性) を確保してもよい. オープンな Network を通じて Assertion を送信する場合, Verifier は, Assertion に含まれる Subscriber に関するセンシティブな情報が, 情報の Confidentiality (機密性) を保つという点において信頼に足る RP 以外の何者の手にも渡らないことを, 確かなものとする責任がある. +RP は発信元 (Verifier) を Authenticate し, Assertion の Integrity (完全性) を確認する義務を負う. Verifier が Subscriber を経由して Assertion を提供する場合には, Verifier は Assertion が改ざんされないよう, その Integrity (完全性) を保護しなければならない. 一方 Verifier が直接 RP と通信を行う場合, Protected Session によって Assertion の Integrity (完全性) を確保してもよい. オープンな Network を通じて Assertion を送信する場合, Verifier は, Assertion に含まれる Subscriber に関するセンシティブな情報が, 情報の Confidentiality (機密性) を保つという点において信頼に足る RP 以外の何者の手にも渡らないことを, 確かなものとする責任がある. diff --git a/sp800-63-3/sec5_DIRM.ja.md b/sp800-63-3/sec5_DIRM.ja.md index 666e70ad..0d52699b 100644 --- a/sp800-63-3/sec5_DIRM.ja.md +++ b/sp800-63-3/sec5_DIRM.ja.md @@ -46,7 +46,7 @@ RMF の全体的な適用を支援するため, [Section 5.3](#section5-3) に -Risk Assesment は, Identity Proofing, Authentication, Federation の各プロセスにおいて, どのようなリスクを軽減するべきかを決定するものである. こういった決定は, リスク明確化に役立つ技術への欲求を引き起こすものではなく, 適用可能な技術とリスク軽減策の選択を推進するものである. ひとたび機関が全体の Risk Assessment を終え, Identity Proofing, Authentication, (および該当する場合は) Federation それぞれに対する Assurance Level を選択し, それぞれの Assurance Level を満たすために採用すべきプロセスや技術を選定すると, 機関は [SP 800-53A](#SP800-53A) IA-1 a.1 に従い "Digital Identity Acceptance Statement" を策定すること (SHALL). [Section 5.5](#daps) に "Digital Identity Acceptance Statement" に必要なコンテンツを詳説する. +Risk Assessment は, Identity Proofing, Authentication, Federation の各プロセスにおいて, どのようなリスクを軽減するべきかを決定するものである. こういった決定は, リスク明確化に役立つ技術への欲求を引き起こすものではなく, 適用可能な技術とリスク軽減策の選択を推進するものである. ひとたび機関が全体の Risk Assessment を終え, Identity Proofing, Authentication, (および該当する場合は) Federation それぞれに対する Assurance Level を選択し, それぞれの Assurance Level を満たすために採用すべきプロセスや技術を選定すると, 機関は [SP 800-53A](#SP800-53A) IA-1 a.1 に従い "Digital Identity Acceptance Statement" を策定すること (SHALL). [Section 5.5](#daps) に "Digital Identity Acceptance Statement" に必要なコンテンツを詳説する. diff --git a/sp800-63-3/sec6_xAL.ja.md b/sp800-63-3/sec6_xAL.ja.md index 59cea25b..4ce30cd3 100644 --- a/sp800-63-3/sec6_xAL.ja.md +++ b/sp800-63-3/sec6_xAL.ja.md @@ -127,7 +127,7 @@ Risk Assessment の結果は最適なレベル選択における第一の要素 --> -リスクを分析するにあたり, 機関は, 何らかの失敗を引き起こしたり人・組織に損害を及ぼす可能性を含む, 予想される Authenticatino 失敗の直接的および間接的な結果のすべてを考慮しなければならない (SHALL). 潜在的な影響の定義には, 意味がコンテキストに依存する "相当" または "軽微" のような相対的な用語が含まれる. 機関はこういった被害の相対的重要性を決定するために, 影響を受ける人や主体のコンテキストや性質を考慮すべきである (SHOULD). 時間が経つにつれて, 機関はこれらの問題に関する実践的な経験を得ることとなり, これらの用語の意味はより明確になるであろう. 機関のプログラムや公共の利益に対する被害の分析はコンテキストに強く依存するため, 機関はこれらの問題を注意深く考慮すべきである (SHOULD). +リスクを分析するにあたり, 機関は, 何らかの失敗を引き起こしたり人・組織に損害を及ぼす可能性を含む, 予想される Authentication の失敗の直接的および間接的な結果のすべてを考慮しなければならない (SHALL). 潜在的な影響の定義には, 意味がコンテキストに依存する "相当" または "軽微" のような相対的な用語が含まれる. 機関はこういった被害の相対的重要性を決定するために, 影響を受ける人や主体のコンテキストや性質を考慮すべきである (SHOULD). 時間が経つにつれて, 機関はこれらの問題に関する実践的な経験を得ることとなり, これらの用語の意味はより明確になるであろう. 機関のプログラムや公共の利益に対する被害の分析はコンテキストに強く依存するため, 機関はこれらの問題を注意深く考慮すべきである (SHOULD). @@ -196,7 +196,7 @@ IAL 選択の実施は, 当該デジタルサービス提供者が Proofing を