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20240423_notes

Takanobu INAFUKU edited this page Apr 27, 2024 · 7 revisions

第2回 Blender 導入

Blender のダウンロード・インストール

https://www.blender.org/download/

から各OS用のインストーラーをダウンロードして、インストーラーの指示に従ってインストールしてください。

セットアップ

スプラッシュスクリーン

fig1

fig2

  • Import Existing Settings
    • 以前に別のバージョンを使っていた人などは初回起動時に表示される場合あり。
  • Create New Settings
    • 基本はこちらを選択してください。
    • この後設定について触れるので一旦何も変えず Save New Settings を押して保存。 画面の別の個所を触っても閉じます。

Preferences(アプリケーション全体の設定)

言語設定

fig3

  • Interface / Translation / Language
    • 本授業内では基本的に英語の設定で進めます。

      • (この授業でメインで使う)Geometry Nodesのノード名なども日本語化されてしまうのを避ける。
      • 英語に抵抗のある人は、日本語設定にして、 InterfaceNew Data のチェックを外すのも慣れないうちはお勧めです。

      fig4

アドオンの設定

  • Add-ons
    • 虫眼鏡アイコンのエリアをクリックして検索をかける、「Node」と入力。
    • Node Wrangler にチェック。
    • ショートカット操作に便利。 fig5

キーボードおよびマウスの設定

fig6

  • Input / Keyboard
    • Emulate Numpad にチェック。
    • ショートカット操作に便利。
  • Input / Mouse
    • Emulate 3 Button Mouse にチェック。
    • 一部操作のショートカットキーとぶつかる場合あり。
    • もし外付けマウスを持ってきている・持っている人は外付けマウスを使うのをお勧めします。

初期設定では、変更は自動保存されます。

自動保存を切っている場合は変更検出時に表示される、Save Preferences でを押して保存。

画面・操作方法の説明

画面の要素

fig7

  • トップバー (赤)
  • ステータスバー (黄)
  • エリア (緑)
    • リージョン
      • 各エリアに表示されているエディターやブラウザー内の要素です。
      • メイン要素、ヘッダー、ツールバーサイドバー、フッターなどで構成されます。
    • タブ、パネル

ワークスペース

  • 複数のエリアで構成される作業スペース。
  • 各エリアには異なるエディターやブラウザーを表示できます。
  • エリアの入れ替えやサイズ変更、追加(分割)、削除(統合)等を自由に行え、独自のワークスペースを作ることも可能です。
  • 初期状態で一般的に使用されるワークスペースがいくつか登録されています。本授業内で主に使うのは下記です。
    • Layout fig8
    • Modeling fig9
    • Shading fig10
    • Geometry Nodes fig11
    • Scripting fig12

追加のセットアップ:Layout ワークスペース

必須ではありませんが、下記の設定をデフォルトにするのを推奨。

fig16

Properties エディター

  • Scene / Units(長さなどの単位)
    • Unit Scale → 0.001
    • Length → Millimeters

3D Viewport エディター

  • Viewport Overlays
    • Guides / Scale → 0.001

トップバーの File / Defaults / Save Startup File で、現在のワークスペースの状態をデフォルトにします。

Outliner エディター

fig13

Blenderは基本的に、Scene(シーン)、Collection(コレクション) 等からなる階層の概念が存在します。

現在編集しているシーンににどのようなコレクションやオブジェクト(LightやCamera、Meshなど)が配置されているかを閲覧・編集するためのエディターです。

Properties エディター

fig14

選択されているシーンやオブジェクトにどのような(変更可能な)設定がされているかを閲覧、またそれらを編集するためのエディターです。

下層にタブ・パネルが多数存在します。

3D Viewport

fig15

モデリングの結果を見たり、直接モデリングを行えるエディターです。

マウス操作によるオブジェクトの選択・編集、各種ナビゲーション、サイドバーやツールバー、ヘッダー内のメニューなどからビューポート内のオブジェクトに関する様々な操作を行えます。

視点の操作

  • マウスでの操作
  • サイドバー付近にあるgizmoでの操作
  • ショートカットキーでの操作
    • [ Numpad 1 ][ Numpad 3 ][Numpad 7]
      • プリセットされた視点への切り替え。 [Ctrl + ...] で反転
    • その他のNumpadキーにも視点移動系のショートカットが割り振られています。

デフォルトカメラの操作

  • View / Cameras / Active Camera
  • ショートカットキーでの操作
    • [ Numpad 0 ]
      • デフォルトカメラの視点に切り替えます。

ナビゲーションモードを切り替える

fly / walk ナビゲーション

  • View / Navigation / Fly Navigation
  • View / Navigation / Walk Navigation

FPSゲームのような視点移動(マウス操作 + WASD キー操作)ができます。

オブジェクトの追加・削除や編集

  • ヘッダー内メニューの Add からオブジェクトを追加。
    • ショートカットキー: [ Shift + A ]
  • コピー&ペーストなど
  • 移動と単純な変形
    • オブジェクトを選択して

      • [ delete ] で削除。
      • [ g ] で移動
      • [ r ] で回転
      • [ s ] で拡大・縮小

      エリアの左側にあるツールバーの項目からも同様の操作ができます。

オブジェクトの複雑な変形

  • オブジェクトを選択した状態で、[ Tab ] で対象のオブジェクトの編集モードに切り替わります。
  • 編集モードでは、オブジェクトモードの時と同様の移動、回転、拡大・縮小などの操作を直接メッシュ内の頂点・辺・面などに対し行えます。
  • エリアの左側にあるツールバーに、編集モード用のより複雑な変形処理の項目が追加されるのでそれらも利用できます。

Layout / Modeling ワークスペース上での簡単なモデリング

アプローチ

  • メッシュプリミティブ(予め用意されている基本的な形状)を変形させていく。
    • トップバー内 Add / Mesh / … でメッシュを追加。
    • 追加したメッシュを選択して [Tab] キーを押すとメッシュの編集モードにして、頂点・辺・面などに任意の変形処理を行う。
  • 平面要素(Blenderでは Plane、Circle、Gridなどの高さなのないメッシュと、Curve、Surfaceなどの非メッシュ系オブジェクトがある)から立体物を起こす。
  • Modifiers の使用。

FAQ / 補足

3D Cursor のリセット

  • 3D Viewport がアクティブな状態で [Shift + C] faq1_1
  • 3D Viewport がアクティブな状態で [Shift + S] - [1] もしくは [w] (Cursor to World Origin) faq1_2
  • 3D Viewport エリアのサイドバー、View タブ内の 3D Cursor パネルのパラメーターを0にする。 faq1_3

オブジェクトの原点を変更する

  • TBA
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