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機能説明6 auto.bat

nnn-revo2012 edited this page May 1, 2024 · 4 revisions

「さきゅばす」自動変換バッチファイル

Java8 update411 以降ではさきゅばすを起動した際に必ずjavaコンソールが表示されます(おそらく仕様?)

auto.batやdebug.bat(や独自のバッチファイル)を使用している場合はバッチの中の java.exejavaw.exe に変更してください。

メモ帳などで編集してダブルクリックで実行するWindowsのbatファイルです。
batファイルの注釈行は文頭が rem か :で始まる行です。
( :は本来はgotoジャンプラベル指定ですが )
既定値は本体の設定saccubus.xmlを使いますのでそちらを先に設定しておいてください。
末尾に記述するように全ての設定値を置き換えることは可能です。

変更箇所

ログサイズ

:ログファイルのサイズ制限を1000万文字(12Mbyteくらい)に増やしたいとき↓の1文字目:を削除
:set logsize=10m

シャットダウン指定

:終了後にシャットダウンする?YESならする、それ以外ならしない。
set SHUTDOWN=NO

メールアドレスとパスワード

:メールアドレスとパスワード設定 ブラウザ情報共有の設定済みならそのままでOK
set [email protected]
set PASSWORD=steeki_tabetai
本体設定がメールアドレス・パスワードを使用する設定(ブラウザ共有指定無し)ならば
上記メアド・パスワードが使われますが、ブラウザ共有指定があるとそちらを優先します。
またメールアドレスが正しく設定されていれば上記パスワードを半角 ! 一文字にしておくと
saccubus.xmlの設定済み暗号化パスワードを自動復号します。

動画の指定方法 1

:記述法(1)
:%CMD% <動画ID> <過去ログ>
:のような形で変換したい動画を指定して書いてください。過去ログは無くても可。
:もちろん何行でも可能です。
:この↓のよう動画IDを指定する。過去ログを使う場合は000000を変更
:%CMD% sm1 000000

動画の指定方法 2

:記述法(2)
:↓のままでOK。過去ログは000000を変更。
%CMD% auto?watch_harmful=1 000000 @PUP
:(2)では、ここには動画IDを書かないで auto.txt に記述してください。
:動画IDだけを1行ごとに何行でも記述
記述法(1)と記述法(2)は混在しても片方だけでも繰り返し何行書いても構いません。
但し記述法(2)を繰り返す場合はリストの名前をそれぞれ別の
autoから始まる英数字にして動画をtxtに記述してください。

auto.txt

:この↓のよう動画IDを指定します。encodeはShift-JIS。行頭が半角:はコメント行
sm16
sm41
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9

記述法(2)で指定する動画IDリストファイルです。メモ帳で編集します。


さきゅばす Character User Interface 詳細編

 さきゅばす Character User Interface 詳細編
auto.batとは違う使い方もできます。

 ①基本の使い方
  (1)  javaw -jar Saccubus.jar [email protected] password 動画ID 日時 追加オプション
  (2)  javaw -jar Saccubus.jar [email protected] password auto 日時 追加オプション
   (2)の場合はauto.txtに動画IDリストを指定 並列実行可能
  auto.batの場合 %CMD% sm9999 "2009/7/7 7:7"
   日時は省略可能、現在の場合は0を指定

 ②オプションファイルの変更(2passエンコードの例)
   最初に2pass用のオプションファイルを1pass目、2pass目と2組(xアスペクト比2種)用意する
   1pass目ファイル名 [PC][4:3].xml   [PC][16:9].xml    とし
   2pass目ファイル名 p2[PC][4:3].xml p2[PC][16:9].xml として(p2は変更可能)
  auto.batの場合次のように2行指定する
   %CMD% sm9999
   %CMD% sm9999 0 p2     日時(0)は省略不可、p2はオプションファイルの接頭辞

 ③設定(saccubus.xml)のオーバーライド
  指定方法 key名=オーバーライド値
   設定値をなくす場合は=で終わる。
  オーバーライド可能なkey名(英字で開始)はsaccubus.xmlを参照して下さい。
   key名の例 <entry key="key名">設定値</entry>と記述されています。
    FontPath      フォントファイルのパス(%WINDIR%\Fonts\msgothic.ttc)
    FontIndex      フォントインデックス(1)
    SaveVideoFile    動画を保存する(true)
    SaveCommentFile   コメントを保存する(true)
    CMD_EXT       直接入力時の従来の変換後の拡張子(.avi)
    WideCMD_EXT     直接入力時のワイドの変換後の拡張子(.mp4)
    EnableCA      CA用のフォントに強制変更する(false)
  例えばsm8628149をCA用のフォントに強制変更する場合は
  auto.batの場合 %CMD% sm8628149 0 EnableCA=true

 ④FFmpegのオプション値(-で開始)(オプション.xml内の)の変更
  指定方法 -オプション=設定値
  例えば、出力サイズを1280x720に変更する場合は
  auto.batの場合 %CMD% sm8628149 0 -s=1280x720
  ConvListの場合 sm8628149 0 -s=1280x720

 ⑤組み合わせ ②③④は同時に組み合わせて使用可能
  例えばsm9を2passで2pass目は動画コメントを保存(ダウンロード)しない場合は
  auto.batの場合
   %CMD% sm9
   %CMD% sm9 0 p2 SaveVideoFile=false SaveCommentFile=false

 ⑥5番目以降の引数(過去ログ日時の後)の@指定キーワード(半角英大文字)
 @NDL
  動画・コメントをダウンロードしない。(変換は設定ファイル通り)
 @DLO
  動画・コメントを強制ダウンロードし、変換を行わない。
 @DLC
  コメントのみを強制ダウンロードし、変換を行わない。
 @PUP
  PC画面の左上にauto.bat中止用のボタン・ステータスを表示する。
 @SET=設定ファイルパス.xml (修正)
  saccubus.xmlの代わりに設定ファイル.xmlを使用する。
 @ADD=追加設定ファイルパス.xml (修正)
  追加設定ファイルパス.xmlをファイルメニューの追加で指定するのと同じ
 例)sm9を2passで2pass目は動画コメントを保存(ダウンロード)しない場合は
  オプション設定を2pass用の1pass目指定で、ファイル名が
   1pass目 オプション.xml  2pass目 p2オプション.xmlとすると
  auto.batの場合
   %CMD% sm9 0 @PUP
   %CMD% sm9 0 @PUP p2 @NDL

 auto.bat実行時にはlog.txtを出力します

 おまけ
 コマンドプロンプトで SCHTASKS /? と入力したり
 SCHTASKSをネットで検索してみてください。使用は自己責任で
SCHTASKS /Create /SC daily /ST 02:10:00 /TN saccubus /TR C:\saccubus\saccubus\auto.bat