ビルドするためには、Node.js のインストールが必須となります。インストールしていない方は、以下のいずれかの手順で準備してください。
- ローカル PC に Node.js をインストールする
- こちら から、「LTS」と記載されているバージョンをダウンロードして、インストールしてください。
- AWS 上の Cloud9 環境を利用する
- こちらの手順 を参考に、cloud9 環境を作成してください。
事前準備ができたら、以下の手順でビルドを行なってください。
以降の手順は、必ず generative-ai-use-cases-jp
のルートフォルダで実行してください。generative-ai-use-cases-jp/browser-extension
ではありませんのでご注意ください。
以下のコマンドを実行することで、必要な環境変数を CloudFormation の Output から動的に取得し、適切に設定してビルドします。
なお、内部で aws
コマンドと jq
コマンドを利用しているので、未インストールの場合はインストールしてから実行してください。
npm run extension:ci
npm run extension:buildw
browser-extension/dist/
にビルドの成果物が格納されます。
CloudFormation の GenerativeAiUseCasesStack をクリックして出力タブを開くと、設定に必要な値を確認できます。
それらの値を環境変数に設定する必要がありますが、環境変数の設定は以下のいずれかの方法で行うことができます。
以下のコマンドでシェル変数に値を設定し export
とすることで、環境変数として利用できます。Windows 利用者でかつ PowerShell を利用している方は、コマンドが異なりますのでこちらを参照の上、設定を行なってください。
export VITE_APP_API_ENDPOINT=<API Endpoint>
export VITE_APP_REGION=<デプロイしたリージョン>
export VITE_APP_USER_POOL_ID=<Cognito User Pool ID>
export VITE_APP_USER_POOL_CLIENT_ID=<Cognito User Pool Client ID>
export VITE_APP_IDENTITY_POOL_ID=<Cognito Identity Pool ID>
export VITE_APP_PREDICT_STREAM_FUNCTION_ARN=<Function ARN>
具体例は以下です。
export VITE_APP_API_ENDPOINT=https://xxxxxxxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/api/
export VITE_APP_REGION=ap-northeast-1
export VITE_APP_USER_POOL_ID=ap-northeast-1_xxxxxxxxx
export VITE_APP_USER_POOL_CLIENT_ID=abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
export VITE_APP_IDENTITY_POOL_ID=ap-northeast-1:xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxx
export VITE_APP_PREDICT_STREAM_FUNCTION_ARN=arn:aws:lambda:ap-northeast-1:000000000000:function:FunctionName
フロントエンドは Vite を利用してビルドを行っていますが、Vite は .env
ファイルを利用して環境変数を設定できます(参考)。/browser-extension/.env
ファイルを作成し、上記の「シェル変数を export する方法」と同様の項目を設定してください。なお、export
の記載は不要なので、ご注意ください。
VITE_APP_API_ENDPOINT=https://xxxxxxxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/api/
VITE_APP_REGION=ap-northeast-1
### 以降省略 ###
環境変数の設定ができたら、以下のコマンドを実行します。
npm run extension:ci
npm run extension:build
browser-extension/dist/
にビルドの成果物が格納されます。
ビルド成果物の browser-extension/dist/
フォルダを zip 等で圧縮してください。
圧縮ファイルを任意の方法で配布してください。